総括としては、ちゃんと練習しているチームとチームとしてまとまりがあるチームが伸びているなという感想です。
人と意見が違うということは怖い事で、自分の意見とは裏腹に同調してしまう方が安心していられる。でもそんな事を怖がってるならブログなんて書くもんじゃない。なので傲岸不遜かつ独立独歩の俺流俺流のフットサル感想編を行きたいと思います。他のチームの事から書きたい気持ちもあるのですが(笑) 建前上ドリの話から。
まずは事実関係のみ
ホリ戦
◎前半スタメン:絵里恵(左)、彩(ピヴォ)、麻未(フィクソ)、静香(右)、佳奈
ドリ自陣から麻未のキックイン。センターサークル付近を狙ったパスを安田がカット。そのままドリブルで持ち上がらり鋭いシュート。
前半残り5:50 ザナドゥが先制。
交代:麻未 → YUI
YUIがピヴォに入り、彩が左、絵里恵がフィクソにポジションチェンジ
交代:静香 → 絵梨華
絵梨華がピヴォに入り、YUIが右にチェンジ
◎後半スタメン:絵里恵(左)、彩(ピヴォ)、麻未(フィクソ)、YUI(右)、佳奈
彩のシュートがポストを直撃する。
交代:絵里恵 → 絵梨華
絵梨華がそのまま左に
交代:麻未 → 静香
静香が右に、YUIが左に、絵梨華がフィクソにチェンジ
0-1の敗戦。
YJ戦
◎前半スタメン:絵里恵(左)、彩(ピヴォ)、麻未(フィクソ)、YUI(右)、佳奈
交代:絵里恵 → 絵梨華
絵梨華がそのまま左へ
◎後半スタメン:絵里恵(フィクソ)、彩(ピヴォ)、静香(左)、YUI(右)、佳奈
交代:絵里恵 → 麻未
麻未がそのままフィクソに
交代:静香 → 絵梨華
0-0の引き分け
PK戦:YJが先攻
YJ吉川:○
ドリ西田:○
YJ???:×
ドリ高本:○
YJ松原:×
2-1でTEAM dreamが勝利
彩が成長している事は毎度の事で、それが普通になってしまって、だからあまり褒めないなんて事になってしまう。彩だから当然とかエースだからと言う言葉では彩が可愛そうだとも思うけど、彩はあんまり褒めても・・・な気もする。今回も「どこが悪かったかも分かってたから次に繋げれる試合になったと思います」と言ってますのでね。高本彩は誰よりもセンスがあったわけでも、運動能力が優れていたわけでもない。初めての739カップから見ていても思います。先ほどの言葉の通り、誰よりも努力して来た。何がいけなかったのか。何が足りないのか。どんな練習をすれば良いのか。常に自分を客観的に評価し、必要な努力を積んで来た。誰に言われたわけでも、甘える事も無く。それが今の高本彩に繋がっている。
member diaryから伝わって来る情熱というのは本物なんですよ。だからこそドリに高本有りと認められるようになった。あそこに来ているお客さんというのは、もちろんアイドルが好きであるけれど、やっぱりフットサルが好きなんです。そう言う人達はしっかり努力して来た奴は認めてくれる。みんなドリがどうしようもないヘボチームだった事を知っている。あのちっちゃくて元気が良い4番はなんて子? そういう感想から始まった。
エースであるという事は多くを要求され、出来て当然、何故できないのかと問われる。誰よりもストイックで、誰よりも研究熱心で、誰よりも明るく元気でへこたれない高本彩は、その期待にきっと答えてくれるだろう。なにしろ高本彩に1番納得がいっていないのは高本彩自身であるだろうから。
そういうマンセー文章はさておき、今回の持ち過ぎの件はあちこちでも指摘されていました。初心者にありがちな罠だと。さすがにみんなわかってるなと関心していましたが、彩自身もそこら辺の課題は理解していると思いますので、次は何かしら考えて来るでしょう。
勿論この件は彩だけの問題ではなく、チームとしての課題でもあります。元々ハーフコートのオフェンス、つまり相手チームが全員自陣に戻ってしまった時には全く攻め手が無いというのがありました。今回彩がセンターライン付近から自陣側でキープしてしまった事で、相手側に戻る時間的猶予が生まれ、結果として手詰まりを導いてしまうという悪循環にはまったわけです。
ガッタス並の早いパススピードと連動した動きがあれば、相手守備陣を崩す事が出来るでしょうし、強靭なビヴォが前線でキープする事が出来ても崩せるでしょう。また小島のようなドリブラーがいても局面を打開できる。ですが今現在のドリにはそのどれも無理です。
それを何とかしていたのが彩自身だったと言うのが皮肉な話ですが、これまでは必至に前に進もうとするそれだけの気持ちがチャンスを生んでいました。彩特有の泥臭い蹴り合いからの突破ですね。技術も何もなかったけど、チャレンジする心があったからこそ、相手がミスする事もあったし、チャンスも生まれた。
今回はボールをキープしてチャンスをクリエイトしようと試みたものの、結果として何も出来なかった。そこには第1選択肢として「パス」という意思があったと思う。だが、手詰まりとなっている他の選手にはマークが付いている。当てるべきピヴォは・・・って自分がピヴォじゃん!! と、横か後ろにしかパスコースが無いという結果になっていたわけです。
何よりも前に出るという強い意識が「高本」の怖さだったにも関わらず、それが無くなってしまえば怖くないんですよ。別にそこでキープされても害が無いしという風に。10回に1回でも突破に成功すればそれがチャンスに繋がる。でもチャレンジする事無くボールを回していたのではチャンスは生まれない。まず間違いなく彩自身がわかっているはずです。だから次にはきっと果敢なプレーが見れるでしょう。
トラップが出来るようになった。キックも出来るようになった。まわりが見えるようになった。ディフェンダーに圧力をかけられても逃れられるようになった。ドリブラーというのは様々なタイプがいますが、彩が何かしらのコツを掴んでしまうと、伊達に瞬発力があるだけに嫌な選手が誕生する可能性があります。果たして高本彩の次の変身はどんな姿でしょうか? 楽しみです。
で、今回は彩以上に褒めてあげないといけない選手がいる。誰でもなく橘佳奈である。PKを止めたから? いや全然。それじゃなくてね。初参戦となった739カップの時、私が誰よりも激しく批判したのが佳奈だった。技術的な面は大目に見ても、精神的に弱過ぎる。キャプテンとしてメンバーを鼓舞しなければならないお前が下を向いてどうする!! そういうものでした。佳奈にキーパーとして資質は無いだろう。そう思ってすらいました。代々木では負傷欠場。お台場で成長を見せたもののその不安定さはリーグ最低レベルであった。
先日の千葉フルキャスト楽天カップ。判断力と判断スピード。そういうものに確実な成長の跡を見た。そして今回。誰も見ていないかもしれない。誰も気付いていないかもしれない。だけど私はちゃんとわかってた。佳奈が素晴らしかった。他のチームのファンの人なら恐らくなんとも思わなかったかもしれない。佳奈はほとんどの場面でキチンとキャッチが出来ていた。それもお台場であったような手で取りにいってしまう形や、膝を折り曲げず棒立ちで取りに行ってしまう姿勢ではなく、教本にあるような基本に忠実なキャッチングだった。なんでもない当たり前の事。だがこれが出来ていなかったのが橘佳奈の不安定さの原因だった。それが出来ていた。声にまではならなかったが内心かなり驚いていた。あの佳奈が・・・そして、お台場では失点に繋がってしまうような事があったスローも随分改善されていた。これは投げ方とかそう言う問題ではなく、何処を狙うかである。麻未がキックインでミスをしたように、狙い所をミスすれば逆襲を受ける可能性があるプレー。今回は不安を呼ぶ場面は無かった。勿論すべてが味方選手に渡ったわけではない。だがみすみす相手にボールを渡してしまうような呆れる事はなかったのである。
そして、パントである。あれをただ良く飛ぶなとか眺めていてはイケナイ。佳奈のパントがキチンと真っ直ぐ飛んで、危うくゴールをしそうになったと言う事が問題なのだ。そもそもキック力はあっても何処に飛んで行くのかはボールに聞いてくれが佳奈のパントだった。それがキチンと真っ直ぐ飛んでいたと言うのは、ちゃんと練習して来たという事以外の何ものでもない。もちろん前後にバラツキはあったもののサイドラインを割ってしまってゴメンゴメンと言うようなパターンは陰をひそめた。
1度さじを投げた事があるだけに、佳奈がまともなキーパーの仲間入りした事が驚きであり、それを実現させたのは佳奈の努力である。もうね、大会最高キーパーは橘佳奈だって私が言い出すのも間近ですよ(笑)
それとPK戦での話。ルールをわかってなくてレフリーに指導されてたのなんかは、PK戦なんて普通やらんだろうから構わない。それよりも腰を落とし、両手を広げ、相手を睨みすえ待ち構える・・・その瞬間、その姿に1人の選手の勇姿を思いだしていた。
河辺瞳に似ている。
声のデカさは折り紙付き。リーダーシップはお手の物。ハートの強さ? 俺の天使は誰よりも強いですよ。TEAM dreamの守護神として、TEAM dreamを包み込む和の中心として、絶対に欠かせない重要人物。それが橘佳奈。20歳の誕生日の勝利。それは誰でもない、佳奈自身の手で掴み取った勝利。佳奈おめでとう。
YUI? 何処の誰じゃい。まずは自己紹介せい。
開会式の入場時に新ユニフォームのメンバーの中に2人だけ変なのがいた。皆黒字の背番号なのに、16と18だけは文字の色が白だった。その時はとっさには気付かなかったが、それが新メンバーの2人であった。誰なのかは知らない。自己紹介してくれるか、誰かが解明してくれるのを待とう。
YUIは何故か沢山起用された。正直絵梨華を出せと思っていた。良くわからないが、阿久津コーチはファンを裏切る起用を好む。絵梨華は出すなと言えば出すし、絵梨華を出せと言えばYUIを出すし。経験者かと思えばそうでも無いらしい。何故YUIでなければならなかったのかは未だにわからない。今回は紗也加すら出さなかった。たった2試合であり、絵梨華と静香だけでも体力的には足りたはず・・・YUIに何を求め何を期待していたのかはわからない。何れ解明されるのだろうか。
性質的には彩みたいな感じだろうか。印象として強く受けたものは「活発である」というもの。彩がキープするべきボールを追っかけて、彩と被ってフイにしてしまったり、ボールが来てもコントロールも出来ずにと、はっきり言って邪魔だった。
だがこの「邪魔」という印象が不思議なもので、他のチームにも多くいるが、役に立たない選手と言うものは得てして存在が消える。グループB最大の不発弾と言われたミスマガ西田のような特異な存在感を際立たせる選手もいるが、YUIもまたその存在感が消える選手ではなかった。そこに期待がある。
まず運動量がある。運動量があるからこそあちこちに顔を出して邪魔をする。そして何を考えているのかはわからないが、積極的にボールを追って動くから顔を出すとも言える。そしてYUIに向かってパスが何本も出ていた。もちろん全くモノに出来なかったが、ポジショニングや貰う動きなど、無意識レベルで勘があるのかもしれないと思っている。
スラムダンク引用で陵南田岡監督が魚住の身長を例えて「体力や技術は身につけさすことはできる。だが、お前をでかくすることはできない」と、体力や技術は及ばなくとも、その身長こそが立派な才能だと語るシーンがあります。動かない選手を動けるようにするのは大変なんですよ。ドリメンは押し並べて体力はあるはず。だけど誰しもが彩のように活発に動いているわけではない。YUIは運動量と積極性という才能はあるように見える。どう見ても技術が無いのと、それ以上に脳が足りないのはある。だけど動けない選手を動けるようにするよりは、動けるYUIに動き方を仕込む方が近道のような気がする。
絵梨華というターゲット向きな選手と、活発に動けるYUI。以外と良い選手になってくれるかもしれない。
絵里恵、静香、麻未はあまり活躍の場面はありませんでした。もちろん3人とも上手くなっていました。絵里恵や麻未は彩までとは言えませんが、キープ力が格段に増していた。その事で、彩から麻未に渡って更に静香や絵里恵なんていうパス交換が生まれていました。
前述の通り彩がパックパス以外選択が無くなってしまう場面がありました。その場合、最後尾にいる麻未や絵里恵にパスが出る。当然相手選手がアタックしてくる。ここでこれまでなら慌てふためいている状況だったのですが、2人とも落ち着いたものでしたね。もちろんサラリと交わしてなんて華麗な事は出来なかったですが、恐怖で混乱するような様子は見受けられませんでした。経験というのもあるでしょうが、焦る必要は無い。大丈夫だという技術的自信が出来始めているんでしょうね。コレ結構凄い事ですよ。
最後尾を任された麻未やえりちゃんに比べると、静香はだいぶ印象が薄かったです。サイドは激戦区ですから、そう簡単にボールは持たせてくれませんしね。でも静香の真骨頂というかセットプレーから1本鋭いシュートがありました。まぁ枠に行かなかったわけですが、これもまた才能です。
絵梨華のその才質からは似合わなそうなサイドをやらされたりと。起用がまちまちだったためほとんど持ち味を出せず。阿久津采配の一貫性の無さですね。ビヴォをやらせたいのか、アラなのかフィクソなのか。全部のポジションを2試合でやっちゃいましたから。
全体的な話としては、ディフェンス面はかなり安定していました。麻未のキックイン以外で大きなミスは無かったと思いますし、マークの激しいズレのようなものはありませんでした。ここらへんは佳奈だったり、お互いに声を掛け合いながらなんとかマークを維持していました。
ただ毎度問題にしているマンマークが原因で、ポジションがバラバラになってしまっていました。ピヴォである彩がマークする選手がサイドに動いたり、上がって来たりすると他の選手と被ってしまうわけです。その事で本来誰が何処にいるべきなのかが混迷していました。それでもなんとか食い止められていたのは、ホリにしろYJにしろあまり得点力が無いチームだったからという部分があるかと思います。
攻撃面では早い攻撃が欲しいなと。時間をかければかけるほど相手が守備を固めてしまうわけですから、守備陣が完成する前に攻撃を仕掛けたい。こういうのはチーム全員で意識していないと出来ない事ですし、普段の練習からの取り組みです。まぁ今回は今回で随分と成長の跡が見えましたから、攻撃部門は今後の宿題という事で良いかと思います。なんでもかんでもいっぺんにはいかないですしね。
さて、まとめとしてですが、この前のGirl's Boxの時に彩でしたっけ? 週に2か3くらい練習しているって言ってたのは。他チームの事は追々書いて行きますが、この練習量の差が大きいですね。ここのところずっと伸び悩んでいるチームとか見るとやっぱり練習が足りないんだろうなって。控えだった選手が上手くなったりしてチーム力が増しているようなチームが上位に来てますよ。そういうチームはやっぱり練習してるっぽい。もちろんこれは本業である芸能活動と相反する行為であるので、推奨はできないんですがね。勝とうとすればやっぱり練習する他ない。そういう事が見えた大会でした。なのでね、次とは言いませんが、来年初めころには実力で勝てるようになる・・・そう言い切っちゃいましょう。ドリは確実に伸びてます。