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ロックアウト

再開して早々に更新間隔があいていました。
最近の気になる話。

NBAとNFLが好きなのは相変わらず。寄寓にもそのどちらもがロックアウトに突入しております。

ロックアウト - Wikipedia
設備や施設・敷地を立ち入り制限し、本来それを利用して何等かの利益を得ようとする相手に対して譲歩なり撤回なりといった、要求を飲ませる交渉手段を指してこのように呼ぶ。一例を挙げると作業所閉鎖、工場閉鎖、店舗閉鎖、就労拒否など。即ち、ストライキとは逆の手法である。

どちらもオーナー側と選手側の労使交渉が上手く行かず決裂した結果です。シーズン開始までに新たな協定が結ばれなければシーズンは開始されず、それが遅れれば遅れるほどシーズンが短縮され、最悪次期シーズンが中止と言うことにもなりえます。

ファンにとってはなんのメリットもない騒動。いい迷惑ですが雇う側と雇われる側からすれば取り決めは死活問題。揉める気持ちはわからなくはありません。

揉めている原因はお金の配分です。儲けの取り分・配分で揉めている。金持ちVS金持ちの対決と言われ、その事が余計にファンの心理を冷めさせるとも言われています。

選手は出来るだけ高い給料が欲しい。なので年俸上限に制限をつけられるような新協定は拒否。オーナー側は上昇を続ける年俸に制限をつけておきたい。どちらの思惑も当然の事です。そして折り合いがつくことなく決裂。未だ着地点は見えていません。

NBAに関して出ている情報では30球団中20球団以上の経営が赤字。そのような条件で年俸上限を上げろと言う方がおかしくないかと率直には思えます。ですがその情報はNBA側からの情報であり真実は違うとの反論も出ています。つまり本当は利益が出ているのだから給料を上げられる。上げるべきだとは選手側の論。

各球団の情報公開の詳細や既にリリースされている情報の正確性などは私は把握していません。ですが、まったくの嘘ではないとするならば上限を開放しろと言っている選手側は無理筋だと思えますし、なにより現在のNBA選手の給料はだいぶ高いというのがあります。

NBAは面白い仕組みがあって、ルーキーイヤーからドラフト順位順に給料が決まっているというシステムがありました。年度毎の上昇率も決まっていてFAになった際の給料上限も事細かに条件付けがされていました。

そういう仕組みがあっても選手年俸総額は上昇傾向にあり、さらに上限が絶対ではなくいわゆる贅沢税と言われる罰金を払えば制限を越える年俸総額が可能でした。結果として資金力が有るチームは上限を越えた提示が可能になり、それと競うチームも高い年俸提示をしなければ有力選手を獲得・引き止められなくなりました。

結果2000万ドルを越える給料をもらうような選手が珍しくなくなり、たいしたことない選手が1000万ドルなんてことが日常に。当然能力・成績と給与が見合わないような選手も見られる事になります。選手からすると利点の有る話ですが、球団からすれば収入に対する年俸の占める割合が高くなり続けます。ちなみに年俸総額は常に一定ではなく年々上昇する仕組みになっています。

経緯からすれば現在の上限回避可能な制度ではなく、例外をみとめない取り決めの方が健全な球団経営のためには良いと思えます。選手も活躍に比べ不釣合いな給与しか貰えていないのならともかく高額といえる給与をもらえている選手が大半です。そう言う風に他人ならば言えるのですが当事者同士では折り合いがつくはずもなく。そう言う話です。

NFLでは逆に年俸総額の取り決めが厳しく、スター選手でもNBAと比べれば少ない額しか貰っていないことも多く、チーム生え抜きの主力選手でも給料が高いという理由であっさり解雇されることも日常茶飯事です。一見非情なやり方にも見えますが一部のチームの問題ではなく、リーグ全体で同じことをやっているのでわりきった捉え方をされているようです。

NBAとNFLでは内容が違いますが揉めている点では何も変わらず、見通しが立っていないのも同様です。

高い給料をもらっていたので働かなくても困らない選手側。シーズンが開幕しないほうが赤字が出ないから困らないオーナー側。こういった見方もあるらしく、そのため長期化するというという予想もされています。以前アイスホッケーのNHLでシーズン消滅という事態が起きたそうでその時は選手側が降参したそうです。

でもってNBAにはNHLのオーナーとしてその経験があるオーナーが複数いることもあり、条件を飲ませるためにシーズン消滅も念頭に入れているとの話も。

金持ちはちっとも困っていなさそうでありますが、ドラフトされたルーキーが給料ももらえず困っているという話を聞くとかわいそうだなとは思います。が普段チケットを買って応援していたりするファンが一番むくわれない話ではあります。

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