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エンタ論

松浦に関してはあと二点ほど言いたいことが(笑)
これだけこだわって書いているって事は、それだけ刺激されることがあったってことですね。ホントに歌声が好みだったらハマっていたと思う。

ではまず軽い話から。ちょうどタイムリーにクオリティペーパーのナイスポさんに記事が出たんで彼女のMCに関して少し。

該当の記事はコチラ → あやや女王様化?「お客さんはみんなドM」
「松浦亜弥(21)が近頃コンサートでファンをいじめてる? 松浦ヲタ(オタク)の間でそんな奇妙な噂が持ちきりになっているという」
そんな書き出しで始まる記事です。簡単に言うとライブMCでSっぽい発言、暴言とも取れるような発言をして女王様気取り。しかも客はドMでそれを喜んでいるんです!!という記事。

実際にライブに参加した者として、そんなことはない!!!なんて否定するわけじゃなくて、うんうんうんとうなづける話。私が行った時でも似たようなやり取りがあったわけですし。

じゃあ何が言いたいかというと、私が先日書いた記事にもMCが面白いらしいから行って見たいと思ったって書いてます。それがこの辺の記事のことなんですよね。

ていうかホントに狼見て記事書いてんだなと呆れたって言うか、この記事のやり取りはそのままあそこにあったものなんですよね。

なんかこのレベルで記事を書けるというか記者できるというなら私のほうがよっぽど取材熱心だなって思えて。実際現場に潜入取材しているわけだし、取材費用は自腹(笑)

まぁ、もう少し格調が媒体ならまだしもナイスポだと思うと、むしろ金もかからずトラブルのネタにもならないネタを探すのも大変なんだなと同情。

ナイスポは置いときまして、私も狼あややコンスレからコピペしますと4日夜のやり取りはこんな感じ。

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74 名前:代理です。[sage] 投稿日:2007/11/04(日) 20:33:19.84 0
東京日曜夜MC1

えー10月13日からこのツアーをやっておりますが、わたくし、ネット上のサイトとかで感想を読むのが好きなんですよ。2ちゃんねるだとか。

(客、笑い)

あ、でも2ちゃんねるは、このツアーが始まってからは見てないな。だって厳しい書き込みばかりなんだもん。あそこは気合い充分で、「何を言われてもへこたれないぞ!」って時じゃないと見れない。

なので、ファンの方の作った掲示板を読んだりしてますが、みんな凄いね。まず、みんなが書く用語が分からない!。「キター」とか「萌え~」は分かるけど、顔文字っつーの?、文字で絵を書いてたりして。

あと、「あややがステージ上で飲んでるのは、午後の紅茶のレモンティーらしい」とか。誰情報?、それ。違います。これはハチミツとレモンで作ってもらったものです。多い時には4本くらい飲んじゃって、メタボリックに気を付けないと。


82 名前:代理です。[sage] 投稿日:2007/11/04(日) 20:51:04.18 0
東京日曜夜MC2

(かわいい!の嵐)

ありがとー。でも、男性にとっては物足りないんでしょ?。袖が長いとか、ヒザが隠れてるとか。ホントは、もっと露出があった方がいいんでしょ?。

え?、そんな事ないって?。またまた~、カッコつけちゃって~。私が水着の写真集出したら見るクセに~。やだ~、男の人って単純~。

(アルバムの話。静かに聞く客)

14歳でデビューして7年。21歳になりました。

(客、拍手)

ありがとうございます。以前も歌ってて気持ち良かったですが、今はホントに気持ちいい!。


86 名前:代理です。[sage] 投稿日:2007/11/04(日) 21:00:53.59 0
東京日曜夜アンコールMC

皆さん、今日は楽しんでいただけたでしょうか?。

(客、歓声)

あー良かった。みんなホント元気だね。その元気を仕事や勉強で使えばと思う事もあるけど、ダメです。使わせません。ここで使って下さい。

今日はどうもありがとうございました。明日から仕事や勉強頑張るぞー!!
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MCの全てを網羅しているわけではありませんが主要なところはこの通り。ナイスポの記事にあるようなニュアンスも散見できますね。

でだ。その上で何が言いたいかというと現場の空気はこんな文字情報では伝わらないってことなんです。

松浦はかなり積極的にお客さんとやり取りするんです。そこにはヲタキモイみたいな雰囲気はなくて、むしろ友達感覚に思えてくるほどに親近感が高い。

その親近感と現場の和やかさってのはレポや記事では全然わかんないんです。それを文字だけで見ると松浦が偉そうな態度を取っている風に見えてくる。

私自身も狼に染まりすぎていたことを反省しているくらいにそういうイメージを松浦に対して持っていました。

実際に見てみると、アーティストとしても人間性という部分でもイメージが違いましたね。そしてあのライブとお客さんの雰囲気と盛り上がり。

伊達にハロプロを知っているつもりだったからこそ色眼鏡で見ていた。でも全然違った。

その違うということを知ったのは見たからであり、見ていなければずっと間違ったイメージを持ち続けただろうと。そのイメージと言う部分がもうひとつの話の軸となります。

話を戻しますと松浦のMCは面白いんですよ。あまり公に2chなんて口にする芸能人がいないように、ぶっちゃけているというかあけっぴろげなんです。

そのオープンな性格が強いんですよね。ああいうステージ上にいて手の届くところにいてはいけないような人が、こちらのテリトリーにズンズン歩み寄ってくる。それは親しみがわきますよ。

芸能人というか普通の女の子でもキャパ嬢でも言葉だけを取り上げればキツイ事を言っているのに憎まれない人っています。人徳っていうかキャラで得をしているというか。松浦にはそういう部分がありますね。

それで頭の回転も速いし話題の転換もスムーズだし。長く話しすぎると怒られるんですよって話してましたが、時間を気にしなくて良いなら本当にずっと喋っているだろうなと思えます。

お客としてもこちらと対話しながら話が進んでいくんで楽しいんですよね。壇上から一方通行で何かを話されてもつまらないのとは違って。

たぶん松浦のファンの中には勿論歌も聞きたいけどMC長くても構わないよって人は結構いると思うんですね。私もこのままMCで良いよとか思いましたし。

話が面白い上手いというのもあるんでしょうが、やっぱり松浦が可愛いからなんでしょう。顔とかそういうことではなく存在が。

MCと言うと最強だと思っているのは広島弁のどっかのグループですが、松浦と同じように親近感を感じたMCをしたのは広瀬香美さんでした。

彼女もまた可愛らしい人なんですよ。ライブに参加したとき「愛される人」と言う意味でやたらとアイドル性が高いなんて言ってましたが、話を聞いていて楽しい人だったし、すごくこちらに歩み寄ってきてくれる人だった。

松浦も歌があれだけ上手くてMCがこれだけ達者なら地方のドサ回りには苦労しないななんて思いましたが、そんな隠居じみた活動に入るにはまだ早い。

40~50代のベテラン歌手ならまだしも松浦はこれからのし上がっていかなければならない人。だから~というのが昨日書いたあたりの話です。


昨日書いた話でアーティストは求道的になりがちという事を書きました。求道家という意味では私が見てきた中で最も激しいのはその広瀬さんです。

自分で作詞作曲をすると言う意味で松浦と立場は大きく異なりますが、マイペースな制作活動を絶対に譲らない。そしてどれだけ時間をかけても納得がいくまでクオリティを高めていく。

凄くベクトルが内向きなで、自分をアピールすることをしない。自分はどれだけ凄いんです、みんな見てくださいなんていう誇張をすることは無い。

来てくれた人だけにわかってもらえれば良い。昨日滅びの道と書いたそれをまい進しています。

結果的にかつて何百万枚と言う大ヒットを飛ばしながらいまや人々の記憶から消え去り、その名前を聞くこともなくなりました。

名前を聞くことはなくなっても全然現役で、その生み出しているものは未だに色あせていない。あせていないどころか・・・ってことです。

そんな風に、そこでどれだけ素晴らしいものが演じられていたとしても、その建物の外側へと伝わっていかなければ誰からも知られずに終わってしまう。その典型的なパターンです。

香美さんの場合、本人が大げさにアピールすることを好んでいませんし、活動も自分の納得が行くまで時間をかけたい。そういう理由があります。

理由がどうであれ、そんな状態では詰んでしまうものです。ですが彼女の場合は制作の最初から最後まで自分でやりますし、過去の巨大な財産が有形無形で助けとなっています。

だからその求道的なスタイルを維持できている。逆に言うとハンパな歌手では同じことは出来ません。悠々自適な隠居生活を送ろうにも、その環境を整えられる人は多くないという意味ですね。

求道家というとあと2人思いつく人がいます。安室奈美恵と吉田美和。香美さんも含め求道的といっても三者三様、求めるものも方法も違います。

安室奈美恵と言う人は松浦同様に過去のイメージに囚われたくないという意識を持っているように思えます。

復帰して以来明らかに売れ筋ではない曲を歌いだした。香美さん同様に過去の財産がある人なのでそこら辺は自由にやらせても良いんだろうなと思っていました。

ただこの人が特殊だったのは、本人がどれだけ求道的になったとしても周囲の評価が下がらなかったという点です。

昔の曲を歌えば客が狂喜乱舞するのを知っていても歌いません。MCでおしゃべりすれば喜ぶのも知ってますけど喋りません。手を振るだけで熱狂が起きるこの人は松浦以上に女王様であり、ここの客こそドMと言える。

この人が何が違うのかと言えば、その求心力となっている原点が歌でもなく曲でもなく本人にあると言うことです。

どんなジャンルのどんな曲を歌おうとも関係ないんです。彼女が何をやろうと帰ってくるリアクションは「安室ちゃんカッコイイ」

恒星のようなような求心力のあるカリスマだからこそ本人がどこに行こうとお客がついていく。変なことをやったとしてもそれが格好よく見える。そういうカリスマ。なので同じく何かを求める道を走っていても全然違う。

そして吉田美和。ベクトルが内向きになるのではなく外向き、エンターテイナーとしての究極だろう、どうしたら客さんに楽しんでもらえるのか。これを追求し続けた人です。

今の自分に満足することなく、もっとできるもっとできると積み上げてきた20年の結果。私はこの成果を今年の国立競技場で見せてもらいました。

自らに満足することなく歌を高める。その努力は松浦とも変らないでしょう。違うとするとその対象。自らの満足よりもお客さんの満足を優先させる。その優先順位のような気がします。

極端な言い方をすればエンターテインメントとは媚ることです。
求道が評価に繋がりえる芸術家とは違い、歌い手は大衆芸能であり、どれだけお客さんが喜んでくれるか。そこに重きがあります。

お客さんが楽しんでくれる歌を歌う。そこに自分がやりたいことと言うエゴが入り込んでくれば雑音となります。

つんく♂さんが持っていたアイデアを最高に表現してくれる素材が松浦亜弥。いわば楽器であった。その素材の扱い方。それを誰が一番理解しているのか。

松浦亜弥の魅力を最大に理解しているのが松浦亜弥ならば、松浦亜弥のやりたいことが最高の松浦亜弥を引き出すのでしょう。

ですがそうではなかったら。たとえ本人であっても、本人の能力を最大限に引き出せるものではありません。

案外アイドル路線の方が良かった、路線変更後は面白くなくなったと言う人にはこういうことがあるように思えます。変に知恵をつけてしまうとよくない。オトナの言うことに大人しく従っていれば良いなんて言い方も出来ます。

そんな嫌味な言い方をせずとも、松浦には松浦の魅力を最大限に引き出してくれるだろうプロデューサーが必要です。そしてその言葉に耳を傾けなければなりません。

また今日も長くなりましたが、これらの話は松浦だけのことではありません。むしろ今年1年をかけて見てきた様々な感想の集大成とも言えます。

たぶん明日も続きます。

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